BenQ デスクライトの最新モデルが出た!screenbar Halo 比較レビュー
こんにちは、sQuirlyです。
先日にレビューした「BenQ Screen bar plus」ですが、なんと最近BenQさんがさらっと「Screen bar」シリーズの最新モデルを日本向けに発売していたようで、これは買うしかないとポチってしまいました。
今回は、そんな「screenbar Halo」の比較レビューになります。
開封の儀
screenbar PlusのときはAmazonで購入したからなのか、パッケージがAmazonダンボールの中に入った状態で届きましたが、今回はダイレクトショップで購入したので、外箱にも商品名が書かれたラベルがしっかりと貼られている状態で届きました。
外箱から出しやすいように中には持ち手のついたビニール袋に入っている状態で商品が入っていました。
化粧箱は、screenbar plusとは違って天面がシールで止められているだけの状態で、コントローラー部分には傷がつかないようにスポンジが貼られています。
内容物としては、下記のものが入っていました。
- 本体(LEDバー)
- コントローラー
- 単4電池(3本)
- 湾曲モニター用スペーサー(+滑り止めスポンジ)
- クイックスタートガイド(+保証書など)
おもりと本体が一体型に。幅広になって安定度アップ
screenbar plusでは本体とおもりが別物で取り外し可能でしたが、screenbar Haloでは本体とおもりが一体型となっており、取り外すことは出来ませんでした。
また、下位モデルの screenbarのように本体から受電用のUSBケーブルが1本出ているかたちで、取り外すことはできませんでした。
ただし、USBの長さが約1.3mmから約1.5mmと長くなっており、余裕をもった配線ができそうです。
また、クリップ部の幅が42mmから50mmと若干広くなっており、振動に対する安定性が上がっているように見受けられます。
screenbar plusとの大きな違いとして、照度センサーがコントローラーからLEDバー中央へと移動しています。
自動調整ボタンを押したときに手がセンサーに被って正しく調整されなかったといった事故がなくなるので、ここは嬉しい変更点と言えそうです。
コントローラーはさらに高級感あふれる見た目に
コントローラーは見た目が大幅に変更されており、サイドのアルミ色がシルバーからブラウンに、天板がアルミからプラスチックになっており、より高級感あふれるデザインへとなっています。
また、大きな変更点として有線から電池駆動の無線式に、物理ボタンが全てタッチセンサーへと変わっており、調光用のダイヤルは側面のリング(ブラウンの部分)を回すタイプへと変わっていました。
厚さに関しては電池を格納するスペースが設けられた分、厚くなっています。
コードレスになったことによって、奥行きのある広いデスクでも線の長さや配線ルートを気にすることなくコントローラーを置くことができるようになったのはメリットだと言えるでしょう。
また、ベッドなどに置いておくことでライトが気になったときに、一度立ち上がらずともサッと消灯させることができるようになったのも良い点だと思います。
ただ、天面がタッチパネルに対応するためか材質がプラスチックになっているので、埃や指紋などがつきやすく、掃除をしようとすると誤動作してしまうため、そこはマイナスポイントだと思いました。
また、電池の入れ方にもコツがいり、中央から先に入れないと3本とも入らないので注意が必要です。
間接照明が映えを演出してくれる!
実際にモニターに設置してみた比較になりますが、screenbar Haloの方が湾曲に対応したためか、クリップされている位置が若干高いことが分かりました。
また、screenbar Haloはおもり部分にもライトがついており間接照明として使うことができます。
コントローラーにも照明変更モードボタンがついており、LEDバーのみON・間接照明のみON・両方をONさせることができます。(間接照明も明るさ・色温度ともにコントロール可能です)
間接照明も明るさ・色温度ともに変更可能でした。さすがに、両方ONしたときに個別に明るさ・色温度を変更することはできないようです。
sQuirly
間接照明のみをONしたときの雰囲気は非常に綺麗で、あえて間接照明のみをONにすることで机周りが薄暗くなり、非常に映えるような雰囲気をつくることができます。
電源のつけかたに癖があるので注意が必要
クイックガイドの説明ではすこし分かりづらいですが、電源をつける手順として、コントローラーの上に手をかざして、中央のランプが点滅しているときに点滅しているランプをタッチすることでON・OFFできます。
調光したい場合もパネルが点灯するまで手をかざす必要があり、点灯していない状態で操作しても操作を受け付けてくれないので注意が必要です。
また、screen bar Haloは間接照明が追加されたことによって、必要な電力もscreen bar plusより増えています。(5V-1Aから5V-1.3A)
LEDバーと間接照明を同時点灯すると、光量を調整していなくとも不規則に変化したり、点滅したりする場合あるので、接続する予定のUSBに十分な給電能力があるか確認しておくことを推奨します。
Screen bar Plusからの進化点に価値が見いだせるかがポイント
やはり、最大の弱点は価格面で、screen barより約7,000円アップ、screen bar plusより約3,000円アップし2万円近くと、かなり高価になってしまっています。
ポイントとしては、湾曲モニターに対応したこと、間接照明やコントローラーが無線になったことで、それらの進化点に3,000円の価値があると思えるのであれば、screen bar plusよりHaloを購入したほうが後々後悔しないかと思います。
まとめ
BenQ screen bar Halo の良かったところ
- 湾曲モニターに対応したことで、平面・湾曲問わず設置可能になった
- クリップ部がより広くなり振動に強くなった
- コントローラーが無線になり奥行があるデスクにも配線を気にせず設置できるようになった
- おもりに間接照明がついて映える環境づくりができるように
BenQ screen bar Halo の気になったところ
- 価格が2万円近くと非常に高価(screen barより約7,000円UP・plusより約3,000円UP)
- コントローラーの天板がプラスチックになり埃・指紋がつきやすくなった
以上、BenQ screen bar Haloの比較レビューでした。
screen bar plusまでは平面モニターにしか対応していませんでしたが、Haloが湾曲に対応したことによって湾曲モニターを使っている方にとっても購入を検討する価値が出たと思います。
2万円というハードルがありますが、あって損するものでもなく、1度買ってしまえばずっと使えるものですので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。