人気なコントロール系マウスパッド!Artisan零 長期使用レビュー
こんにちは!sQuirlyです。
筆者はArtisanのゲーミングマウスパッドを愛用しており、特に「乙」と「零」は長年愛用してきました。
しかし、乙のレビューはあげていますが零はあげていなかったなと。
と言うことで、今回は、零を長期間使用して感じたことを綴っていきたいと思います。
ユーザー目線で考えられたパッケージ
パッケージは薄く大きな厚いダンボールの中央に、製品名と選択したオプション(厚さやサイズ)、ロゴが印刷された、シンプルなものになっています。
一時は、他社製品でも多く見られる筒型の中にマウスパッドが巻かれた状態のパッケージも見られましたが、恐らく、巻き癖がつく理由ですぐに元の型へと戻りました。
会社側からすると筒型の方が送料が抑えられると思われますが、開けてからすぐに使える、ユーザー目線のことをしっかりと考えられており、ユーザー負担の送料も変わっていない所はリスペクトできます。
単色しかないのは○○だから
Artisanのマウスパッドは、どれもシンプルで単色のものしかなく、零もブラック1色しかありません。
ロゴと製品名が右下に小さくプリントされているのみです。
単色マウスパッドは写真映えしない、ゴミや毛羽立ちが目立ちやすいといったデメリットがあると思います。
しかし、単色なのはArtisan曰く、「プリントを施すと少なからず操作性が変わってしまうため、単色しか用意していない」と言うことみたいです。
実用面では微妙な操作性の変化すらも許さない作りで、プロプレイヤーでも安心して利用できる製品だと思います。
零はArtisan製品の中で最も止めやすいコントロールタイプ
零はArtisan製品の中で、最も滑りにくいコントロールタイプのマウスパッドになります。
steelseriesのQCKやQCK HEAVYに操作感が似ているとして、海外でも人気な製品のようです。
初動が遅いといったデメリットはありますが、狙った場所で止めやすく、「VALORANT」のような一瞬の撃ち合いで決着がつく、フリックAIMが重要なゲームに向いていると言えます。
逆に、「APEX LEGENDS」のような戦闘時間が長い、追いAIMが重要なゲームには乙や甲といった、ある程度の滑りやすさがあるマウスパッドの方がプレイしやすいでしょう。
しかし、近年ではより軽いマウスが流行っており、振り向くたびにマウスをホームポジションに戻す動作で腕が疲れにくい、APEXなどで追いAIMがしやすいといったメリットがあります。
その中でも、ある程度のストッピング性能が欲しいといったユーザーに対して、零と軽いマウスはオススメできる組み合わせになると思います。
また、中間層のスポンジの硬さを選ぶことができ、同じ「零」でもユーザーの好みに合わせて操作性を微調整することができる点も良いと言えます。
肌触りに関しては、乙や甲ほどではありませんがさらさらとしており、長時間使って腕が摩れて痛いといったことは無いと思います。
裏面は卓球のラケットのラバーのような加工がされていて、机がよっぽど滑りやすいようなコーティングがされていない限りは、ズレるといった心配は無さそうです。
価格は普通。サイズは基本XLサイズがおすすめ。
Artisan零はSサイズで2,310円(24 x 21cm)、一番大きいXLサイズで4,840円(49 x 42cm)になります。
steelseries QcKやQcK HEAVYと比べると割高ですが、マウスパッド端のほつれ防止ステッチ加工や裏面滑り止め素材に特殊なものが使われていることを考慮すれば打倒かと思います。そしてMade in Japan。
また、サイズは3~4種類から選べて、最も小さいサイズとXLサイズで約2,000円~2,500円の差があります。
しかし、筆者は基本的には机の広さが許す限りXLサイズを選ぶことをおすすめします。
マウス感度が低いプレイヤーほど、いざと言う場面でマウスパッドの面積が足りずに負けてしまうことがあるため、後悔しないためにもマウスパッドの大きさにはお金をかけた方が良いでしょう。
筆者はAPEXのランクマッチで真後ろの敵に対して130°くらいしか振り向けずに横移動しながら頑張って戦っているプレイヤーを幾度となく見てきました。。。
sQuirly
入手しにくいのがデメリットか
Artisanの製品は人気があることと、コロナ禍で原材料が入りにくいといったことも相まって、品切れしていることが多く、入手しにくいのがデメリットになります。
欲しい製品に在庫がある場合は複数まとめ買い(計16,000円以上。XLサイズ3枚分)される方が、送料も無料になるため良いかと思います。
普段遊ぶゲームやマウスとの相性を確かめるためにも複数の製品を試し買いしてみるのもいいかもしれません。
マウスパッドは消耗品なので定期的に交換しよう
Artisan公式ページでも紹介されているように、マウスパッドは消耗品であり、定期的に交換するほうが新品に替えたときの操作感の変動も少なくて済みます。
布製のマウスパッドは特に日々のメンテナンスも重要です。
一日の使い終わりにウェットティッシュで拭いたり、定期的にぬるま湯につけて手垢や汗などを取り除いたりすると操作感が長持ちするのでおすすめです。
筆者の場合は月末あたりに(使用頻度による)、ぬるま湯につけ、中性洗剤を少量つけて掌で優しくなでるように洗っています。
陰干ししている間に予備のマウスパッドを使用し、ローテーションで使っています。
sQuirly
まとめ
Artisan零の良いところ
- パッケージが平たく巻き癖がついていないので開封してすぐ使える
- 実用面で微妙な操作性の変化も許さない作り
- Artisan製品の中で最もコントロールしやすくフリックAIMが重要なゲームに向いている
- 同じ製品でもサイズやスポンジの硬さを選択でき操作性の微調整が可能
Artisan零の気になるところ
- 単色しかなく写真映えしない・ゴミや毛羽立ちが目立ちやすい
- 入手性が悪い
以上、Artisan零のレビューでした。
零は、フリックAIMが重要なゲーム(VALORANT)でオススメでき、また、軽いマウスを使いつつ止めやすさが欲しいユーザーにオススメできるマウスパッドだと言えます。
海外でも人気な日本製Artisan零。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。