好きなことを広く浅く学んでいくブログ

ついにでた!GSP600・GSP500の後継機!EPOS H6Pro Openレビュー

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
パソコンに関する最新デバイスやアクセサリーなど集めるのが好きです。興味をもったことは徹底的に調べつくす性格。海外向けの物品販売サイトも運営しています。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。sQuirlyです。

筆者は現在、ゲームを遊ぶときは気分によって「EPOS GTW270 Hybrid」と「EPOS GSP600」を使い分けているのですが、 GTW270は充電持ちがやや悪く、GSP600はとにかく重くて、長時間つけ続けれないといった問題がありました。

ですが、EPOSさんからGSP600・GSP500の後継機として「H6Pro」シリーズが発売され、重量も軽くなっているとのこと。

筆者は開放型ヘッドホンを使ったことがなく、この機会についでに試してみたくなったので、 「EPOS H6Pro Open(Ghost White)」 を購入してみることにしました。

今回は、当製品をレビューをしていきたいと思います。

パッケージ&付属品

パッケージはGSP600 (GSP500)のパッケージと変わらず、白をベースにしたものになっていました。

裏面にはH6Pro Openの特徴が写真と簡単な英文で説明されています。

フタを開けると、中にはヘッドセット本体と「THE POWER OF AUDIO」の文字が刻まれた化粧箱が入っています。

化粧箱の中には付属品として下記のものが入っていました。

  • 3.5mmケーブル(長さ1.3m)
  • マイク出力つき2股3.5mmケーブル(長さ2.5m)
  • クイックガイド
  • 取扱説明書
  • マイク部カバー

オーディオケーブルも製品と同じ白色で、細く・しなやかながらも編み込み加工がされているので余程のことがない限りは断線する心配はなさそうです。

白&アルミ素材が美しさと高級感を感じさせられる

今回は、H6Proシリーズの3つのカラーバリエーションの中からGhost Whiteを選択してみました。

本体側面にはEPOSのアルミ製ロゴが掘られており、右イヤー部には音量調整ダイヤル、左イヤー部には跳ね上げでミュートにできるマイクがついていました。この部分はGSP600と変わりはなさそうです。

GSP600(GSP500)と違う点として、調整バンド部分がアルミ製になっており、高級感を感じられる作りになっていました。

GSP600(GSP500)は、全体的にがっちりとしたフォルムで、ゲーミングデバイスであることを主張しているかのようなデザインでした。

H6Proシリーズはそういったこともなく、「普通のヘッドホンです」と答えても突っ込まれないようなデザインになっています。

GSP600の側圧問題が改善されている

H6Proシリーズは、GSP600(GSP500)から頭部分のクッションがメッシュから合皮に変更されており、側圧を変えれる機構が削減されていました。

ただし、H6ProではGSP600(GSP500)で問題視されていた、側圧を最もゆるくしても圧迫されていた感じが改善されており、圧迫感を感じることなく、イヤーカップがずり落ちてくることも無かったです。

H6Pro Openのイヤーカップは音抜けを良くするためか、GSP600のような合皮ではなくメッシュになっていて、通気性も良いため、内側が蒸れるといった心配もなさそうです。

音質は低音がすこし持ち上げられている傾向にあり

音質に関しては長時間使用していないため、エージングなどで多少音質が変化する可能性はありますが、ファーストインプレッションとしては、中高音域はフラットのまま、低音がすこし持ち上げているかのように感じました。

ですが、安いヘッドホンなどにありがちな低音を無理やりブーストした感じではなく、高音域も耳に刺さるようなシャリシャリした音ではないので、ずっと聞いていて疲れるようなものではありませんでした。

もし、低音の強さが気になる場合は、GSX300などのアンプを使って低音をすこし抑えてあげれば大丈夫かもしれません。

開放型で音が広く、定位がしっかりしている

H6Pro Openは開放型なので、密閉型のGSP600とは音質傾向に違いがありますが、密閉型と違って音抜けがよく、広がりを感じることができました。

特に7.1ch(5.1ch)に対応しているコンテンツと相性がよく感じ、ゲームにおいては、APEX LEGENDSでバーチャルサラウンドを使うと、足音や銃声の方向や距離がより細かく聞こえるようになりました。

しかし、開放型の特性上、外から入ってくる音も聞こえてしまうので、キーボードを叩く音やボイスチャットで喋っている自分の声などが聞こえる点には注意が必要そうです。

GSP600(GSP500)から約100gもダイエット成功!

H6ProシリーズはGSP600(GSP500)の短所であった重たさが改良されたとのことなので、実際に測ってみました。

今回購入したH6Pro Openでは、実測値で312gとたしかに軽くなっており(GSP600は395g)、普通のヘッドホンレベルまで軽量化されていることが分かりました。

筆者の場合だと、GSP600は3時間くらい使い続けていると首の凝りを感じて、「1回外したいな」と思ってしまうレベルでしたが、H6Pro Openでは6時間までの範囲であれば快適に使い続けることができました。

しかし、ヘッドホンである以上はイヤホンと違い、頭におもりを乗せている状態が続くため、1日中快適でいられるようなことは厳しいかと思います。

マイクの取り外しが可能でさらに軽くなる!

H6Proシリーズは、GSP600(GSP500)からの改良点として、マイクを取り外してヘッドホンとして使うことができるようになっています。

配信者などの別途マイクを用意している人にとっては、マイクを外すことでさらに軽くなるので、すこしでも軽くしたい人にとっては嬉しいポイントだと思います。

製品名マイクあり重量マイクなし重量
GSP600395g
H6Pro Close322g302g
GSP500358g
H6Pro Open312g(実測値)292g (実測値)

マイクの音質も良く配信でも問題なく使える

マイクの音質に関しては、ゲーミングヘッドホンによくある最低限ボイスチャットで使えるレベルの音質ではなく、配信としても問題なく使えるレベルの音質だと思いました。

また、スタンドマイクなどと違い、マイクがキーボードより手前にあるため、キーボードを叩く音が入りづらい点もヘッドセットの良いところだと思います。

値下がりしているGSP600(GSP500)より約5千円UP

GSP600(GSP500)は定価で19,800円でH6Proシリーズは23,800円と4,000円高くなっています。

また、Amazonで GSP600(GSP500) はさらに1,800円値下がりしているため、約5,000円の差があります。

新規でH6Proシリーズが気になっている場合はおすすめできますが、 GSP600(GSP500) からの買い替えとなると、音質傾向も違うため、素直におすすめはしにくいところがあります。

まとめ

まとめ 見出し

H6Pro Openの良かったところ

  • GSP600(GSP500)からダイエットに成功している
  • マイクの脱着ができ、さらに軽くできる
  • GSP600(GSP500)から側圧問題が改善されている
  • 開放型で音の広がりが感じ取れる
  • ゲーミングデバイスを主張しない高級感あるデザイン

H6Pro Openの気になったところ

  • 開放型の特性上、外から入ってくる音が聞こえてしまう
  • 値下がりしているGSP600(GSP500)より約5,000円高い
  • GSP600(GSP500)と音質傾向が違うので乗り換えは注意が必要

以上、 「EPOS H6Pro Open(Ghost White)」 のレビューでした。

H6Proシリーズは、GSP600・GSP500を使っていて、「音質バランスは自分で調整するから、とにかくこの重さ・側圧の強さから解放されたい!」といった方にはベストマッチする商品だと思います。

是非、使ってみて下さい!

この記事を書いている人 - WRITER -
パソコンに関する最新デバイスやアクセサリーなど集めるのが好きです。興味をもったことは徹底的に調べつくす性格。海外向けの物品販売サイトも運営しています。
詳しいプロフィールはこちら










Copyright© Stealth Blog , 2024 All Rights Reserved.