配信に役立つ補助ツールたちの紹介
ども。sQuirlyです。最近は “配信” の “は” の字も出ない程やっておりません(笑)
ですが、配信をやっていた頃はちょっとでも、他の配信者と違う独自感を出そうとして、配信設定からツールに至るで構っておりました(下手したら1日設定・調整で終了する日も 笑 )。
今回は、配信をしていた頃に使っていたツールなどをご紹介したいと思います。
FaceRig + Webカメラ
自分の顔の動きをWebカメラで読み込んで、動きに合わせて設定したキャラを動かすというツールです。
FaceRigが公開された当初はキャラクターも決まったものしかなくて買う気にはなれませんでしたが、”Live2D” というモジュール(拡張ツール)が出てきてから配信で使われる方がちらほら。
アニメキャラクター(おっさんボイス)の顔出しで配信できるようになりました。
主な使用例としては、FaceRig + おっさんボイス (またはボイスチェンジャー) の組み合わせで使う方法と、下記 “Voiceroid” と組み合わせて、顔の動きは配信者に合わせ、口パク動作と読み上げをVoiceroid側に同期させる使い方が出来ます。
Webカメラに関しては、ニコニコ生放送用であれば、安価な物で大丈夫です。ただし、YoutubeLiveなどでの高画質配信となると、FaceRigを使わない時にスペックが響いてくるため、メインで行う配信サイトによって選んでおいた方が吉ですね。
Puppet2(doppeL)
簡単に説明すると、上記 “FaceRig” の下位互換版ツールです。キャラクターの口パク動作とランダム目パチの動作が出来ます。2018/02/11現在、無料で利用できるようです。
FaceRigはWebカメラとアプリを同時起動しないといけないため、それなりのスペックが必要となってきますが、DoppeLだと低スペックのパソコンでも楽に動作させることが出来ます。
デメリットとしては、別途立ち絵キャラの目と口がそれぞれ開いている画像と閉じているパターンで計4種類の画像が必要になるので、素材のダウンロードと少しの画像加工作業が必要になります。
https://com.nicovideo.jp/community/co3761937
Voiceroid 各種
プラグインの導入により、配信でのコメント読み上げをしてくれたり、ボイスチャットでのチャットを読んでくれたりと言ったことが出来ます。
主には動画作成での音声利用や、配信時のコメントの読み上げで使われますが、ゲームを遊んでいてチーム内で喋れない人がいた場合に、通常ではチャット入力しても効果音のみで ”何を伝えたいのかすぐには分からない” ですが、ボイスチャットのチャット読み上げプラグインのおかげで “すぐに分かる” ようになります(別に棒読みちゃん音声でも大丈夫なのですが、複数キャラによるランダム読み上げのおかげでチャットが賑わいます 笑 ) 。大人数のチームでは重宝されるかと思います。
https://www.ah-soft.com/voiceroid/
FFmpeg modified-v2
ひと昔前までは、ニコニコ生放送も設定できるビットレートが低かったため、何とかして画質を稼ごうと試行錯誤がなされていました。FFmpeg modified-v2 を導入すれば、”FDK AAC” と呼ばれる音声を圧縮する機能が使えるようになります。
現在では、ニコニコ生放送もようやく高画質化に向けて配信ビットレートの制限が引き上げられ、それと同時に音声圧縮をしなくとも高画質・高音質配信が可能となりました。ですが、一部配信サイトでは、まだ低ビットレートの制限があったり、スペックの関係上高ビットレートでの配信が出来ない場合があったりと、需要は今でもあるようです。
導入までの難易度が高いため、分からない場合は導入を止めておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 中には意外と知られていないツールもあったかと思います。上記のようなツールを取り込んで、是非配信を盛り上げていきましょう!