【レビュー】Fabool laser CO2でアクリルキーホルダーを作ってみた!
ども。sQuirlyです。
今回はFabool laser CO2のレビューも兼ねて、このブログのマスコットキャラとして作成して頂いたツバキちゃんのストラップを作ってみようと思います。
初のアクリルレーザーカット!
今回は、初のアクリルカットと言うことで、最初は上手くカットできるか心配でしたが、何とかカットすることが出来ました!
なお、キーホルダーをつくるにあたっての、カットラインのデータ作成については長くなりそうなので、別記事でまとめたいと思います。
今回はキーホルダーをつくるため、最適な厚さの2.5mmのアクリルを使って作成しました。
また、下記は今回のアクリルカットで設定したプロパティになります。
素材 | アクリル 2.5mm |
加工モード | カット |
加工スピード | 400 |
レーザー出力 | 100 |
繰り返し加工回数 | 1回 |
ちゃっかり加工位置を確認することが出来るクロスポインターと多重層フィルターを追加したのですが、やはりカット中の完全なる脱臭は難しいみたいです。
また、アクリルの加工はアクリル酸ガスと呼ばれる有毒ガスが発生するようで、めまいや頭痛などの影響が出てくるため十分な換気とダクトを使っての排気が必要です。
プリンターにてウラ面印刷し。。。完成!
特殊プリンターにて裏面から印刷をし、完成です!
今回は画像の全面にホワイトインクを印刷してみたのですが、どうやらそこは取り除いた方が見栄えが良かったような気がしました。
また、プリンターの設定を間違えて薄物用で印刷してしまったため、柄物に置くと透過したように映ってしまいました。。。
それと、完成してからキーホルダーチェーン用の穴を加工忘れしていたことに気づきました(ただの置きもの 笑)
そこで、リベンジとしてもう一個作ってみました!
どうしてもレーザーでカットする仕様上、端面にクラック(ヒビ)が入ってしまうようです。
ただ、クラックは研磨剤などでヤスリをかければそれなりに綺麗になると思われます。
Fabool laser CO2の精度について
異型のカットに関してはそんなに目立ちませんが、細かい四角形や丸型などの定型物のカットは精度に少々難があるかと思われました。
ただ、Fabool laser CO2は組立て式であるため、XY軸のベルトの締め具合やミラーをどれだけシビアに調整するかによって結果が変わってくるかと思われます。
したがって、定型物を正確にカットされたい場合は企業が導入するような、組立て済みのレーザー加工機を購入された方が良いと思われます。
ちなみに、自分が一回見積もってもらったときは、加工エリアが最大A2サイズのレーザー出力がそこそこ良いもので、室内用集塵・脱臭機つきのもので約600万円くらいだった記憶があります。
以上、Fabool laser CO2のレビュー兼アクリルキーホルダー製作でした。
お試しや、誤差に少々余裕のあるものを作るには良いものだと思われます。
ただ、「これで売り物を量産するんだ!」と言われる方にはオススメできません。組立て済みのレーザー加工機を購入されることをオススメします。
あと、レーザー加工機は火を発生させる可能性がありますので、稼働中はその場から離れないよう十分に注意しましょう!