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【レビュー】ハイエンドゲーミングキーボード Logicool G910を1年間触った感想

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ども。sQuirlyです。

今回は、ゲーミングデバイスのレビュー記事ということで、Logicool G910を1年間使ってきた感想を記述したいと思います。

 

ゲーミングキーボードと一般キーボードの違いは何?

そもそも、ゲーミングキーボードと一般キーボードの違いは何なのかという疑問についてですが、機能面やキーの作りがゲーム上において有利になるよう作られています。

 

キーボードのキーについて

一般的なキーボードには、”メンブレン方式”というものを採用されているものがほとんどです。

メンブレンとは、キー自体がドーム状に加工されたゴムシートによる反発力によって支えられており、それを押し込むことによってスイッチがオンするといった仕組みになっています。

使われている素材が安価なので、キーボード自体も安いといった特徴がありますが、その反面でゴムの”ヘタリ”が早く、耐久性に欠けるといったデメリットを持っています。

 

一方、ゲーミングキーボードの多くはメカニカル方式が使われています。

メカニカニカルとは、キーの1つ1つにバネを仕込まれているのが特徴で、耐久性に長けています(だいたい5000万回以上は持ちます)。

その反面で、メンブレンキーボードと比べ高価であるといったデメリットがあります。

構造 一般的な価格帯
メンブレンキーボード 500円~5,000円
メカニカルキーボード 4,000円~15,000円
※ゲーミングキーボードでも、エントリーモデルなどはメンブレンが採用されているものもありますので、購入前に仕様を確認されることをおすすめします。

 

一般キーボードとの機能面での違い

多くのゲーミングキーボードでは、各社の専用ソフトウェアと連携してショートカットやソフトの起動などを独自キーに割当てすることが出来ます。

 

また、使っているデバイスが同じメーカーの場合、ソフトの設定で機能を連携させることが出来ます。

例えば、キーボードの独自キーを押したらマウスの感度を下げるといったことが可能になります。

 

Logicool ”G910”と”G910r”の違い

実は、G910にはリニューアル版として”G910r”が存在します。

”G910”と”G910r”の違いは、ファセットキーキャップと呼ばれる指がキーにフィットするような形で内側に窪んでいるようなキーキャップがG910では採用されていましたが、ゲーム以外の一般的な使い方をした場合にタイピングがしにくいというフィードバックを元に、G910rでは廃止された違いがあります。

 

また、G910では2種類のパームレストが同梱されておりましたが、その内の1種類の形状が特殊であったため、G910rではその特殊形状のパームレストも廃止されたようです。

ラージパームレスト

 

個人的には、FPSゲームメインで使う予定だったためG910の方が好きでしたが、そこは賛否両論もあると思われるので両バージョンを取り扱って欲しかったところです。

(現在では、Logicool公式サイトでG910は取り扱われておりません。)

 

ROMER-Gメカニカルスイッチはどうなのか

G910には、オムロンと共同開発された”ROMER-Gメカニカルスイッチ”なるものが採用されています。

公式ではCherry MXと比べてアクチュエーションポイントが0.5mm浅いだとか25%高速に打てるだとか謳われていますが、個人的にはその差はあまり感じられませんでした。

ただ、キーを打っている感覚が他のメカニカルキーボードとは違うと言った点はしっかりと感じられました。

俗に言うカチャカチャキーボードではなく、「スコンッ」と言った感じで静かにキーが降りていきます。

 

打鍵の音に関しては、「マイク音にあまり入れたくないから静かなものが良い」だとか、「打っている感覚を音でも感じたいからカチャカチャ鳴る方が良い」だとか、人それぞれで好みが分かれると思いますので、前者を望まれる方に対してはおすすめ出来るかと思われます。

 

 地味に便利なモバイルスタンド

キーボードの中央奥についているモバイルスタンドにスマホをセットしておくことによって、ヘッドホンを着けてゲームを遊んでいる際の通知や着信に気づきやすくなります(折りたたみ式は開いておく必要がありますが)。

ただ、他のキーボードを使っているからと言って100均のスマホスタンドを買ってしまえばそれまでなのですがね(笑)

他のレビューでも挙がっていましたが、スマホをケーブルで充電しながらでも使えるような作りであれば良かったなと思います。

 

ARX Controlの使い勝手は微妙

ARX Controlについては、少し触った程度ですが使い勝手があまりよろしくない印象でした。

表示内容の一部としてCPUやGPU使用率などの状態を表示する画面があるのですが、少し起動しているだけでスマホが熱くなり、操作がもたつく+バッテリー残量がゴリゴリ減っていきます。

なので、そこまでしてARX Controlを使うメリットというのは今のところ考えられませんでした。

 

個別にキーを光らせられるRGBバックライト

これに関しては、バックライトの制御が出来るどのキーボードやマウスでも言える点です。

部屋が暗い状態では綺麗にキーボードが光ってくれますが、部屋が明るい状態では何色に光っているのか直ぐには判断できないレベルの光度です。

ただ、光ものが好きな方には選択肢の一つになるかと思われます。

 

使い勝手が良いGキーについて

G910の最大のメリットはここだと感じられました。

Gキーにボイスチャットのマイクミュートやサウンドミュートのショートカットを割り当てしたり、各種ゲームや配信ツールの起動などを割り当てしたりすることによって、1つのキーを押すだけで様々な機能を呼び起こすことができます。

また、G910にはメインキーの横に間隔を開けてGキーがついているため、意図して押しやすいつ誤爆が避けられる設計になっていると思われます。

メインキー横Gキー

 

見出しまとめ2

  • ROMER-Gメカニカルスイッチを触れてみたい
  • とにかくLogicoolのハイエンドデバイスがほしい
  • 光モノが好きだ

といった方にはおすすめ出来ます。

実際のキーの押し心地などについては、個人での好みが分かれるかと思いますので、一度G910を使っているお友達から借りてみるなどされることをおすすめいたします。

 

 

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